建築士事務所登録

建築士事務所の開設について

建築士事務所とは、いわゆる「設計事務所」です。
建築の設計や工事の監理などを行うには、建築士事務所登録を受けていることが必要です。
設計から施工、メンテナンスまでを一貫して行うエンジニアリング化に対応し、設計事務所（建築士事務所）を併設することは、建設業者にとって経営戦略上おおきな意味があります。

建設業許可との類似

建築士事務所の登録は、建設業許可の手続きと似ています。
新規登録のあと、5年ごとに更新手続きを行い、また決算にあわせて報告（設計等の業務に関する報告）を行うところも同じです。
建設業許可における技術面の大黒柱を専任技術者といいましたが、同様に専任で技術的観点から事業主や代表取締役に対して意見を言う存在を、管理建築士といいます。
管理建築士は専任技術者と同様に、専任で常勤である必要があります。
少し異なる部分は、建設業許可で複数の県にまたがる場合は大臣許可となりましたが、建築士事務所登録では、それぞれの県に個別に登録をすることになります。

建築士事務所登録の要件

①実在する法人または実在する個人事業主であること（法人の代表者や事業主本人を登録申請者といいます。）
②専任で常勤の管理建築士をおくこと
③管理建築士が登録申請者と異なる場合は、雇用関係にあること
④管理建築士が「管理建築士講習会」を受講し、「修了証」の交付を受けている者であること
⑤登録拒否事項に該当しないこと

新規登録手続き

登録申請書の提出先

公益社団法人千葉県建築士事務所協会
千葉市中央区中央2-1-16 千葉本町第一生命ビル2F
Tel：043-205-4731

必要書類

①登録申請書
②所属建築士名簿
③登録申請者と管理建築士の略歴書
④誓約書
⑤会社の定款の写し
⑥会社の登記事項証明書（履歴事項全部証明書）
⑦管理建築士の専任を証する書類
⑧管理建築士の建築士免許証または免許証明書の写し
⑨管理建築士講習会修了証の写し

建築士事務所登録のお手伝い

千葉建設業許可サポートでは、建築士事務所の登録のお手伝いもさせていただいております。
建築士事務所／新規登録の料金