経営事項審査とは
経営事項審査(経審)というのは、公共工事の入札に参加するために必要となる手続きです。
道路工事などが公共工事の代表例ですが、この公共工事を発注者から直接請け負う際に必要なるのが経営事項審査です。
公共工事というのは、いうまでもなくお役所からの仕事です。
役所としても、発注した工事が完成するまでに工事業者が倒産してしまうといったことは避けなければなりません。
そこであらかじめ発注しても良い工事業者かどうかを確認する手続きがあるわけです。
これが入札参加資格といわれるものです。
この入札参加資格を得る際に、会社の財務や技術に関する成績を審査し、A~Dといったランクを付けます。
このことを経営事項審査と呼ぶわけです。
したがって、公共工事を受注するための最初の手続きが、経営事項審査となります。
経営事項審査から入札までの流れ
経営事項審査から公共工事の入札までの大まかな流れは以下のようになります。
前提としての建設業許可 |
↓
経営状況分析 |
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事業年度終了届 |
↓
経営規模等評価申請 |
↓
入札参加資格申請 |
↓
入札 |