建設業許可には、28種の業種があります。
ここでは、02『建築工事一式』について、要点をまとめます。
略号
『建』
建設工事の種類
建築工事一式
建設業の種類
建築工事業
内容
総合的な企画、指導、調整のもとに建築物を建設する工事(補修、改造又は解体する工事を含む)
例示
建築確認を必要とする新築及び増改築
類似した建設工事との区分の考え方
「金属製避難はしご」とは、火災時等にのみ使用する組立式のはしごであり、ビルの外壁に固定された避難階段等はこれに該当しない。したがって、このような固定された避難階段を設置する工事は『消防施設工事』ではなく、建築物の躯体の一部の工事として『建築一式工事』又は『鋼構造物工事』に該当する。
一般建設業許可における専任技術者の資格要件
20 1級建築施工管理技士
21 2級建築施工管理技士(建築)
37 1級建築士
38 2級建築士
特定建設業許可における専任技術者の資格要件
20 1級建築施工監理技士
37 1級建築士
所定学科
建築学に関する学科
都市工学に関する学科
※「略号」は、「建設業許可申請書(様式第1号)」などで使用します。
※「建設工事の種類」は、「工事経歴書(様式第2号)」などで使用します。
※「建設業の種類」は、「建設業許可申請書(様式第1号)」などで使用します。
※「資格要件」の最初の2桁の数字はコード番号です。
※「資格要件」の準拠法、「専任技術者としての資格を有することを証明する資料」は次の通りです。
コード番号(11~34):建設業法(合格証明書)
コード番号(37~39):建築士法(免許証)
コード番号(41~54):技術士法(登録証)
コード番号(55~58):電気工事士法・電気事業法(免状)
コード番号(59) :技術士法(登録証)
コード番号(61) :民間資格(認定証明書)
コード番号(62) :民間資格(合格証明書)
コード番号(63) :民間資格(技術審査合格証明書)
コード番号(65) :水道法(免状)
コード番号(66~67):職業能力開発促進法(技能検定合格証書)
コード番号(68~69):消防法(免状)
コード番号(71~98):職業能力開発促進法(技能検定合格証書)