清掃施設工事


建設業許可には、28種の業種があります。
ここでは、28『清掃施設工事』について、要点をまとめます。

略号

『清』

建設工事の種類

清掃施設工事

建設業の種類

清掃施設工事業

内容

し尿処理施設又はごみ処理施設を設置する工事

例示

ごみ処理施設工事
し尿処理施設工事

類似した建設工事との区分の考え方

し尿処理に関する施設の建設工事における『管工事』、『水道施設工事』及び『清掃施設工事』間の区分の考え方は、規模の大小を問わず浄化槽(合併処理槽を含む。)によりし尿を処理する施設の建設工事が『管工事』に該当し、公共団体が設置するもので下水道により収集された汚水を処理する施設の建設工事が『水道施設工事』に該当し、公共団体が設置するもので汲取方式により収集されたし尿を処理する施設の建設工事が『清掃施設工事』に該当する。
公害防止施設を単体で設置する工事については、『清掃施設工事』ではなく、それぞれの公害防止施設ごとに、例えば排水処理設備であれば『管工事』、集塵設備であれば『機械器具設置工事』等に区分すべきものである。

一般建設業許可における専任技術者の資格要件

54 衛生工学「廃棄物管理」・総合技術監理(衛生工学「廃棄物管理」)

特定建設業許可における専任技術者の資格要件

54 衛生工学「廃棄物管理」・総合技術監理(衛生工学「廃棄物管理」)

所定学科

土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地又は造園に関する学科を含む)に関する学科
建築学に関する学科
機械工学に関する学科
都市工学に関する学科
衛生工学に関する学科

※「略号」は、「建設業許可申請書(様式第1号)」などで使用します。
※「建設工事の種類」は、「工事経歴書(様式第2号)」などで使用します。
※「建設業の種類」は、「建設業許可申請書(様式第1号)」などで使用します。
※「資格要件」の最初の2桁の数字はコード番号です。
※「資格要件」の準拠法、「専任技術者としての資格を有することを証明する資料」は次の通りです。
コード番号(11~34):建設業法(合格証明書)
コード番号(37~39):建築士法(免許証)
コード番号(41~54):技術士法(登録証)
コード番号(55~58):電気工事士法・電気事業法(免状)
コード番号(59)  :技術士法(登録証)
コード番号(61)  :民間資格(認定証明書)
コード番号(62)  :民間資格(合格証明書)
コード番号(63)  :民間資格(技術審査合格証明書)
コード番号(65)  :水道法(免状)
コード番号(66~67):職業能力開発促進法(技能検定合格証書)
コード番号(68~69):消防法(免状)
コード番号(71~98):職業能力開発促進法(技能検定合格証書)